FXのトレード手法の種類は3×3の9次元存在する

FXの世界には多くのトレード手法が存在していますが、そのトレードはいずれもこれから紹介する9次元の内のどこかに収まります。

自分のライフスタイルと投資スタイルに合わせて、現在検討したり取り組んでいるトレード手法がどのような種類のトレード手法なのかを確認し、同じようなトレード手法を何個も持たないように気を付けましょう。

目次

時間軸で見たFXトレードの種類は3種類

トレード手法を時間軸で見ると、以下の3種類に分ける事ができます。

  1. スキャルピング・・・数秒~数分の短いトレード。小さい利益をコツコツと積み重ねていく手法。
  2. デイトレ・・・1日でトレードを完結させ、次の日に持ち越さないトレード。
  3. スイング・・・ポジショントレードともいう。数日から数か月のトレード。ポジションを小さく、利ざやを大きくとる。

スイングトレードのように、時間軸が長い方が大きな利益になりますがその分1トレードの時間はかかります。時間がかかることに連動して取引回数は少なくなります。

FX商材で言うとネオ・ジーニアスFXはスイングトレードの最たるものです。FXサイクルマスターもスイングトレードですね。

一方でスキャルピングトレードは取引回数の多さとポジション保有時間の短さから、忙しいトレーダーに好まれている手法です。

FX商材でいうとエキスパート・MI・ストラテジーFXや秒速スキャルFXなどが代表的です。スキャルピングとは厳密には言えませんが億スキャFXも代表的です。

フィボナッチソリューションに代表されるようなフィボナッチは、時間軸の概念を取り入れることができないので3種類に分ける事が難しいのですが、強いて言えばデイトレ~スイング手法になります。

裁量の大小で見たFXトレードの種類は3種類

トレード手法を裁量の多さで見ると、およそ3種類に分ける事ができます。

  1. 裁量トレード
  2. システムトレード
  3. 自動売買(Expert Advisor)

裁量トレード

裁量トレードとは、何かしらのトレードルールや自分の知識と経験をもとに、その都度判断して自分の手で売買をするトレード方法になります。

リアルタイムで為替相場の変動によって取引を行うため、利益、損失ともにその時々の状況に応じてコントロールができます。

裁量トレードのリスクとしては、想定と異なるトレードが続いて損失が積み重なった時に、冷静な判断が出来ずにルールから逸れたトレードを行うなどしてさらに大きな損失を伴ってしまう可能性があります。

トレーダーの知識と経験は当然のことながら、感情のコントロールや相場勘などの要素も必要になりますので、中級者以上向きの手法になります。

システムトレード

トレードを行う際に裁量でトレードを行わず、一定の売買ルールに従って売買を行う方法になります。「一定の売買ルール」はトレード手法によって異なりますが、あらかじめどこでポジションを取って、どのタイミングで決済をするか、などが明記されていることが多いです。

システムトレードは悪い意味での感情的なトレードを減らすことができ比較的精神的なストレスが少ないトレード手法です。検証もできるのでそのトレード手法が自分に役立つのか役立たないのかを客観的に判断することも可能です。

以下のような経験を持っている場合はシステムトレードで相場に臨むのが良いかもしれません。

  • これ以上損したくない。と思ってまだまだ利益が上がる前の早い段階で決済
  • 相場が下がっていて損をしているのに、「いや、もう少しすればまた値段が上がるかもしれない」と思って待つ
  • 上記のように待った結果ど んどん相場が下がっていき、取り返しのつかない損失を出した

フィボナッチソリューションではシステムトレードを採用していますが、応用的に裁量トレードを使うことが可能です。

自動売買(Expert Advisor)

自動売買(EA)は、トレードのルール自体をプログラミングでシステム化したものです。

トレーダーが放っておいてもEAが勝手にルールに沿って自動売買を行います。

ただ、相場を一定のトレードルールだけで勝ち続けるのは難しく自動売買だけで勝ち続けるEAシステムはほとんどありません。

よくインターネットで販売されていたり無料で配布されている自動売買システムで月利数十%などがありますが、リスクの高い手法(ナンピンマーチンゲールなど)をトレードルールで稼働して瞬間的に稼げだとしても、利益を出し続けることは相当難しい(ありえない)という事を知識として知っておきましょう。

FXのトレード手法は3×3の9次元

これまで紹介したようにトレード手法は時間軸で見ると3種類、裁量の大小で見ると3種類あるので掛け合わせると9種類(9次元)のトレード手法が存在する事になります。

スキャルピング デイトレード スイングトレード
裁量トレード
システムトレード フィボナッチソリューション フィボナッチソリューション
自動売買(EA)

フィボナッチソリューションがどこに該当するかを記載しましたが、その他の手法が、この表のどこに当てはまるのかを考えて見てください。

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